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死にものぐるいで…

 よく家の軒先に蜂の巣が下がっています。その蜂の巣を竹ぼうきで落とそうとすると蜂は団体で人を襲ってきます。昆虫の中では蜂だけだそうです。なぜか。巣が地面に落ちると蜂は全部死ぬそうです。だから自分の城を守るためにもお互いに団結力を持って「死にものぐるい」で人を襲ってくるわけです。

 戦国の世、蜂ではないけれど「死にものぐるい」の勢いで戦ったのは、秀吉に天下を取らせた官兵衛の部下達であった。彼らは常に必死の覚悟で、上司官兵衛を守ることは、自分たちの生活も守られることだということをよく知っていた。

 いつの世も、会社を守るために「必死」になれるか。「義務」を果たさず、「権利」だけ主張する部下ほど始末が悪い。蜂のように自分の巣を守ることは、自分のためになり、会社のためになることだと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年二月二十八日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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