気が短いと視野が狭くなる
人には「気が長い人」と「気が短い人」がいる。気が長い人は、あせらず待つことができる穏やかで根気の強い性格だが、気が短い人は他人の意見を受け入れにくく、我慢が苦手…。どちらが良いか悪いかは別にしても、気が短いと目の前のことしか見えなくなり、視野が狭くなってしまう。
戦国の世、気の長い武将は家康と言われ、気の短い武将は信長だと言われた。信長は天才肌でカミソリのようなするどさがあった。しかし「短気は損気、急いては事を仕損じる」ということわざと「そのスピードが死を招く」という交通標語のように、その短気な性格が身を滅ぼしてしまった。
いつの世も「あせる」ということは気の短さにもよる。気が短いと視野が狭くなり冷静な判断力を失い失敗することがある。短気を起こさず冷静な判断で見極めることが大切だと思う。だが、なかなかむずがしい。(令和八年七月二十六日)




