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時には「許す」ことも必要だが…

 部下から親しまれる上司になるためには、時には失敗した部下を「許す」という心の広さを持つことが大切だという人もいるが。だが、許される失敗と許されない失敗もあるが…。

 戦国の世、度量の広さによって多くの大名達から親しまれた秀吉に次のようなエピソードがある。関白になった秀吉は一羽の見事な鶴を飼っていた。ある日、鶴の小屋の番人がその大事な鶴を逃がしてしまった。いくら探しても見つからず、番人はこのままでは打ち首になると覚悟をした。ところが秀吉は「まあよい、日本国はわしの庭のようなものだ。どこに逃げてもわしの庭にいるから誰かが大切にかわいがってくれるだろう」と番人を「許した」のであった。秀吉の「おおらかさ」「心の広さ」があったからこそ、多くの有能な部下達に恵まれたと思う。

 いつの世も、優しさがあってこそ強さがあり、心の広さがあってこそ人望を得られると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年六月四日)

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マメな気配り

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「一言の重み」

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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