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素直にたまごの殻を割って出る

 木は年輪を積み重ねて育つ。竹は節を持つことで風雪に耐え育つ。人もことわざのように、他人のふりを見て我がふりを直して成長する。ようするに他人の良いところは大いに学ぶことが大事だと思うが…。
 戦国の世、家康は幼い頃から今川家の人質となり苦労した。やがて今川は信長に破れ、家康はやっとの思いで自国に戻った。そして最初の戦、信玄との三方原の戦で大敗してしまう。しかし信玄の戦い方や考え方すべての面を学んだことは、後の徳川時代を築くことに大いに役立った。家康は年輪のように苦労を積み重ね、竹のように粘り強く、敵の良いところは大いに学んだ。
 いつの世も、他人の良いところは大いに学ぶべきだ。自分の背中は見えないが、他人の背中はよく見える。自分を信じて他人に聞こうとしない人がいるが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざのように、たまごではないが殻を割って素直に出た方が良いと思うが、なかなかむずかしい。今年もよろしくお願いいたします。(平成二十九年一月八日)

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苦は楽の種、楽は苦の種

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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