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敵に塩を送る。涙の感謝。

人が困っている時に温かい手を差しのべられるか。簡単なようでなかなか勇気が必要だが…。

 

戦国の世、川中島の戦いで五回の合戦でも決着がつかなかった、越後の龍と恐れられた謙信と甲斐の虎と恐れられた信玄。二人は生涯のライバルであった。その信玄が東海地方へ進出した時、他国の大名たちは甲斐の国への「塩輸送」を前面禁止した。甲斐の国は海に面してないので「塩」を取ることができない。「塩は生命の糧」であり「活動の源」といわれ、人が生きていくために重要な食べ物である。さすがの信玄も領民も自滅するしかないと思った。この話を聞いた謙信は、人の弱みにつけこむことはできないと、信玄に書状を送り「君との戦いは領民には関係がない」と大量の塩を送った。塩を見た信玄は「涙」を流して感謝した。「敵に塩を送る」ということわざになった話である。

 

いつの世も、人が困っている時に温かい手を差しのべることは大事なことだが、「敵に塩を送る」ことは簡単なようでなかなかむずかしい。(令和六年二月二十五日)

 

 

 

 

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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