戦国新報
 
 
平成6年 後期
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結束力と辛抱…
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 戦国時代の織田信長さんも、天下を目前にして内部の協力体制がくずれ、部下の明智光秀さんに倒された。 また、豊臣秀吉さんも自分の亡き後、手塩にかけて育てた部下達の分裂によって豊臣家は滅びた。
 その点、徳川家康さんは、小さい時からの人質生活の苦労があってか、部下達の結束力も強く、徳川二百七十年の基礎を築いた。
 いかに組織内のお互いの協力体制や結束力が大事かということが過去の歴史を振り返ってみても解ります。
 全般的に不況な今の社会でも同じことが言えると思います。不況な時だからこそ、社員全体の結束力と節約と辛抱がいかに大切かということを教えてくれます。
【文:高田 金道】