戦国新報
 
 
平成8年 前期
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好かれ人、嫌われる人
光秀はなぜ信長に嫌われたのか?
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 なぜ信長は光秀に裏切られたのか?それは信長が光秀を虐待したからである。なぜ、虐待したのか。
 それは光秀が頭がよすぎたからである。才能があって教養が身についていたから、光秀は信長に仕え、わずか四年で坂本城の城主となって十万石を与えられている。
 そのうえ光秀は茶道、和歌にも通じていた。いわば光秀は有能な武人だったと同時に教養も兼ね備えていたのである。結果的にはそれがいけなかった。最初は光秀の才能をかっていた信長だったが、やがてハナにつき出した。光秀は気づいていないが「俺はこんな才能があるんだ」といわんばかりにひけらかしたのである。信長はたまらなく気にくわなかったのである。その結果、光秀は信長に虐待され、光秀はこのままでは自分は殺されるとの思いから謀反に走ってしまい、さらにその光秀はバカ丸だしの秀吉によって討ち取られてしまったのである。 これは光秀のような利口人間特有のおごりたかぶりが招いた悲劇だったのではないだろうか。
 今の世も、秀吉のようにバカになりきって、人に好かれ慕われるような人間に成りきることが、大事なのではないだろうか?だがなかなか今の時代はむずかしい。
【文:高田 金道】