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鈍感より敏感に

 同じコースに投げていつもヒットやホームランを打たれるピッチャー。同じ球種にいつも三振するバッター。いつまでたっても自分の弱点に気づかない選手は「鈍感」だと思う。何事も一回失敗したら「敏感」にならなくちゃ…。

 戦国の世、戦場で同じミスを繰り返すのは「鈍感」な人間のやることだと官兵衛は部下達に言った。また、自分のミスの原因に気づこうとしないから同じ失敗を何度も繰り返す。なぜ失敗したかを「敏感」にとらえて反省することが最も大事なことだとも言った。

 いつも世も、同じ過ちを何度も繰り返すことは、なぜ失敗したかということをまったく反省しない人であり、自分の弱点に気づかない「鈍感」な人だ。逆に性格のやさしい人かもしれない。でも何事も「敏感」にとらえて対応することが大事なことだと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年二月七日)

2024年11月24日

短気は損気

2024年11月17日

気がついたらすぐに対応

2024年11月10日

苦労人の一言

2024年11月3日

失敗は成功の元

2024年10月27日

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2024年10月20日

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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