気を引き締めて、緩めるな
人は仕事に慣れてくると自信もつくし、もしかすると自分勝手に「思い込み」によって思わぬ振る舞いや間違いに気づかなかったり、間違いを認めなかったり、上司から見るとちょっと厄介な時もある…。
戦国の世、仕事に慣れてきた時に、気を引き締めなければ時間が経つと気が緩んで「おざなり」になりがちだ。戦も勝ったからと気を緩めると思いがけない落とし穴に落ちることもあるから「勝っても気を緩めるな」と官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、仕事は慣れなければならないが、慣れすぎてはダメだ。常に目標を掲げて、気を引き締めて気合を入れて謙虚な姿勢で取り組むことが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年十一月十五日)