接し方によっては誤解を招く
対人関係で一番大切なことは何よりも人との「接し方」だ。「接し方」によってうまくいく時もあるし、うまくいかない時もある。ようするに「コミュニケーション」の取り方にある。
江戸時代に起きた松の廊下の大事件。吉良上野介と浅野内匠頭の関係。お互いの「接し方」の食い違いから江戸城松の廊下に赤い血がほとばしった。ここで刀を抜いたら我が身は切腹、家名は断絶を百も千も承知していたが、内匠頭はやってしまった。ようするに対人関係との「接し方」の食い違いから起きた事件であった。
いつの世も、社員としていろいろな人達との出会いや、お客様と「接する」場合が多くあるが、「接し方」によっていかにお客様に良い印象を与えられるかによって、その人の評価が違ってくると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年十一月六日)