志は努力だ
高校球児は志をもって入部した時、うまい生徒もいるしヘタな生徒もいる。だが監督、コーチ達の指導によって一所懸命に練習して努力してがんばった生徒は、入部した時のヘタな生徒でも、うまい生徒よりも上達するという。ようするに持って生まれた才能ではなく、厳しい練習に耐え、努力した球児こそ上達するようだが…。
戦国の世、目標は高く、希望は大きく、心を広く、仲間をいたわり、一つの志を持ってがんばることだ。目標は知識ではない。行動力である。それが戦の時に勝敗に大きく左右すると官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、目標、目的、希望もなく、その日暮らしの考え方で仕事をしていると、成長もなく結果も出せないと思う。やはり志を持って一所懸命に努力してこそ、良い結果が生まれると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十一年四月二十一日)