努力に勝るものはない
会社を決める時、将来性を考えて決めることは当たり前のことだ。だが、もっと大事なことは、自分の得意なことを活かせる会社かどうかよく考えることだ。
戦国の世、秀吉はなぜ就職先を織田家に選んだのか…。信長は古参の配下の武将であっても、ヤル気もなく知恵もなく努力もしない武将達を追放した。そこで秀吉は、農民出身の自分でも、ヤル気と知恵と努力してがんばることで、必ず評価してもらえると自信をもって信長を選んで就職した。ついには農民から一国一城の主まで出世した。
いつの世も、せっかく選んだ会社だから胸を膨らませて骨を埋める気持ちで、ヤル気と知恵と努力して、さらに自分の得意を活かしてがんばることで必ず上司に評価されると思うが、なかなかむずかしい。(令和五年六月四日)