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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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努力に勝るものはない

 会社を決める時、将来性を考えて決めることは当たり前のことだ。だが、もっと大事なことは、自分の得意なことを活かせる会社かどうかよく考えることだ。

 戦国の世、秀吉はなぜ就職先を織田家に選んだのか…。信長は古参の配下の武将であっても、ヤル気もなく知恵もなく努力もしない武将達を追放した。そこで秀吉は、農民出身の自分でも、ヤル気と知恵と努力してがんばることで、必ず評価してもらえると自信をもって信長を選んで就職した。ついには農民から一国一城の主まで出世した。

 いつの世も、せっかく選んだ会社だから胸を膨らませて骨を埋める気持ちで、ヤル気と知恵と努力して、さらに自分の得意を活かしてがんばることで必ず上司に評価されると思うが、なかなかむずかしい。(令和五年六月四日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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