信頼してこそ人は尽くしてくれる
企業は人となりと言うが、人は企業を育ててくれるし、企業の「鍵」にもなる。人材によって企業は良くもなるし悪くもなると言うが…。
戦国の世、各国の大名達は自分の国を守るために膨大な資金を投じて立派な城を造った。
だが、武田信玄だけは城を造るより「人材」を育てることの方が大事だし、育てた人材は強固な城に匹敵すると考えた。そして適材適所で個人の才能を十分に発揮できる集団を作ることが大切で、その人材こそが「人は城、人は石垣、人は堀」であるという教訓を残している。
また人材ひとりひとりの国を思う情熱とヤル気が国を守るのであり、国を支えるのだと言った。
いつの世も、今日も努力、今日も工夫、今日も反省と仕事に対する情熱とヤル気が会社を支えると思うが、なかなかむずかしい。(令和四年五月二十二日)