仕事は「段取り八分」
技術や知識や能力があっても、朝の「段取り」が悪いと一日の仕事の労力が無駄になったり工事の進み具合がうまくいかない場合もあるが…。
戦国の世、織田家の配下の武将達誰もが、上司信長の求めている工期内にできない仕事を、秀吉は自ら手を上げて、塀の改修工事、三日普請や黒俣一夜城など、数々の仕事を「段取り」の良さで信長の期待に応えて完成させた。また秀吉は、仕事ばかりでなく、戦にも「段取り」の良さが勝敗のカギを握るとも言った。
いつの世も、他人の仕事ぶりの良いところは大いに学んで、それに付加価値をつけたり、聞くことは決して恥ずかしい事ではないし、何事もヤル気を持って一所懸命に努力してこそ、仕事から仕事を教えられて「段取り」がうまくなると思うが、なかなかむずかしい。(令和二年八月二十三日)