人には持って生まれた才能と「努力」によって作られる才能とがあるようだ。持って生まれた才能だけでは周りの人間よりも秀でる人は少ない。大抵の人間には差がない。差がつくのは努力によってできた才能のある人のような気がする。
信長は百姓上りの秀吉の才能を見抜き、次第に昇格させ、最終的に秀吉は信長の最も気に入る部下となった。
秀吉の努力もさることながら、身分や地位に関係なく実力に応じて登用した信長の決断も立派である。
秀吉はあきらめたり、悲観したりしないで「俺だって努力しだいでは、上に登れるのだ」と自分に言い聞かせ、毎日の努力を怠らず自分の能力の向上を目指した。
いつの世も努力することが大事である。今の世も努力に努力を重ねることによって良い結果が出るような気がするが、なかなかむずかしい。でも努力しなければ…。
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