自分の力には限界がある。そんな時、親友及びブレーンの貸してくれる力が大きいと思う。いろんな情報が一つ二つと集まったとしても最後にはどれかひとつを選んで決断しなければならない。事が大きければ大きいほど決っしかねるが、そんな時、ブレーンの知恵と力が大きく働く時があるようだ。
秀吉が天下を取った陰には竹中半兵衛と黒田官兵衛というすばらしいブレーンがいた。家康には本多正信や天海和尚などというブレーンがいた。
だが、秀吉は黒田兵衛のするどい頭脳には感服していたが、また同時に恐れてもいた。秀吉は天下を取った時の国の配分については官兵衛には功績があった割には祿高が低かった。やはり参謀であるならばもっと信頼し、豊臣の将来を考えた方法で配分したほうがよかったようだ。官
秀吉は天下を取った後は官兵衛を離し、石田三成に切り替えた。そのことが秀吉亡き後の豊臣の崩壊につながったようである。
いつの世も人を信頼し、また信頼されている人はされるように知恵を出し、努力をしてこそお互いのきずなが深まるのではないだろうか。
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