戦国新報
 
 

平成27年 後期
【 H27.9.6】

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つながりのきっかけ

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 用件が終わると後は無口で「雑談」ができない人がいる。会話を続けるためにも「雑談」は必要であり、お互い「だんまり」では「気まずく」なり、人と人とのつながりはうまくいかせない。お互いの信頼関係を結ぶためにも「雑談」がうまい人は得をするような気がするが…。

 戦国の世、他人との会話で、聞くのは「六割」話すのは「三割」沈黙は「一割」くらいがお互いのコミニュケーションがうまくいくと官兵衛は部下達に言った。六割聞くというのは、いろんな「雑談」の中で、敵の情報を聞くことができるし、情報を聞くことによって、自分たちの行動の状況が変わるとも言った。

 いつの世も、「雑談」のできる人は、いろいろな分野に渡る知識が多い人だと思う。特に営業する人は「雑談」のできる人は仕事もできると思う。用件が済んだ後の「雑談」こそお互いの「つながりのきっかけ」になると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十七年九月六日)


【文:高田 金道】