「ヤル気」満々に振る舞っているように見えるが、実はまったく「ヤル気」なしの人がよくいる。このような人はまず、人の話を「鵜呑み」に聞く。また「交渉力」がなく、間違いが多く約束時間をど忘れしたり、問題が多く「ボロ」を出す…。
戦国の世、「ヤル気」のない部下は注意力不足で頭が混乱して、戦いの時に敵の動きをよく観察することができないと、官兵衛は部下達に言った。そして「ヤル気」を起こさせるためにまず、「行動力」を先に持たせ、自信をつけさせるのが唯一の処方箋であるとも言った。
いつの世も「ヤル気」があるかないかによって本人の結果はまったく違ってくる。自分自身がそのことに気づいて「フンドシを締め直して」今まで以上に努力してこそ、自信もつくし余裕も生まれ良い方向に進むような気がするが、なかなかむずかしい。(平成二十七年九月十三日)
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