最近マスコミを騒がしている不祥事は、ほとんど内部告発が事件の発端のようだ。
しかし「部下を信用するな」ではなく、忠実に信頼されるように励むことが大事なことなのだが…。
戦国の世、家康は、敵はいつも仮面をかぶって沈黙している。「口に蜜あり腹に剣あり」ということわざがあるように、不祥事を起こすような人間が廻りにウヨウヨしているために、沈黙している敵を探すために「お庭番」という忍の影を側近に置いた。その中で家康が一番信頼していたのが服部半蔵であり、禄高も与えられた。
いつの世も、表面に出ない問題には対応のしようがないが、一番大切なことは、身の回りをいつもきれいにして、忠実に信頼される人になることが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。