「ヤル気がある」とか「根性がある」とかよく言われる言葉だ。だが、どんなに知識や能力があっても「ヤル気」がなければ宝のもちぐされのような気がする。
戦国の世、「他人にできることが俺にできないはずがない」と言ったのは人一倍「ヤル気」があった秀吉である。
ヤル気を出せば道はおのずから開けてくるものだとは農民出身の秀吉の合い言葉である。
信長の部下の中で秀吉だけが競争に打ち勝ったのは、健康や頭脳ばかりではない。最後に物を言うのは「ヤル気」と「意志」が強くなければダメだということである。
いつの世も、物事を達成するためには「ヤル気」を支える精神力が必要だと思うのだが、なかなかむずかしい。
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