戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.1.8】

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強い気迫と心構え

すすむ

 上司は部下に仕事を任せることは極めて大事なことだが、一方いつでも先に立って模範を示すぐらいの気迫と心構えを持っていなくてはならないと思うが…。

 戦国の世、信長が一番良い例だ。秀吉や光秀、勝家といった部下達に軍を預けて各地を攻略させているが、いざという時には、桶狭間の合戦のように単身先頭に立って城から打って出たように、いつでも率先して戦に臨もうとする気迫と心構えを持っていた。部下達誰もが信長のそうした気迫と心構えを強く感じ、信長の心、我が心と信じて戦った。

 いつの世も、上司の気迫と心構えが部下達に強く伝わることで仕事の成果も大いに上がると思うが、だがなかなかむずかしい。

 本年もよろしくお願いいたします。


【文:高田 金道】