戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.8.3】
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常に先手を心がけよ
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スポーツの試合で先手を取り自分のペースで事を行う事が大切だと思うが、遅れて相手のペースにはまってしまうと手も足も出なくなる場合がある。
戦国の世、まず相手の出方をみてからと…。
ためらっていると知らぬ間に相手に引き回されてしまうし、相手は充分準備をして行動に移っているので、相手の行動を見てから急いで準備するのでは「一手遅れ」てしまい、敗戦につながる。遅れた戦いに勝利はないと、秀吉は言った。
いつの世も、一手遅れは、その一手を取り戻すためには急いで取り掛かっても忙し過ぎて実のある仕事にはならない。
やはり先手を取り、余裕を持って実のある仕事をした方が良い結果につながると思うのだがなかなかむずかしい。

【文:高田 金道】