戦国新報
 
 
平成17年 前期
【 H17.3.20】
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「くやしい」と思う意地があるか
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 会社の同僚や、スポーツの世界でも必ずライバルがいると思う。そのライバルとの勝負に負けた時「くやしい」と思う心があるか…。「意地」がある人は必ず、次に勝つために「目標」を立てる。そして負けて「くやしい」という意地を持って、ライバルに立ち向かうことで、次には良い結果が生まれてくるような気がする。
 戦国の世、秀吉は農民出身で信長に採用されたが、他の武将達には「田舎者」とか「農民上がりめ」とバカにされた。秀吉はその「くやしさ」をバネにして他の武将達ができなかった仕事を次々と成功させた。
やがて信長から大きな信頼を得ることができ、出世街道を突き進んで行った。
 いつの世も「くやしい」という意地がなければ、その人の成長はないと思う。毎日平凡に仕事をしているようでは、その人の成長はないと思う。毎日平凡に仕事をしているようでは、その人の進歩も将来もないと思うし、上司からの信頼を得ることもできないと思う。仕事をしている以上、ライバルに負けないよう努力してがんばることが、その人の「意地」であり、「責任感」でもあるような気がするが、なかなかむずかしいことだ。

【文:高田 金道】