戦国新報
 
 
平成15年 前期
【 H15.5.25
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私の健康法
すすむ

 汗ばむ季節になってきた。仕事が終わり、サウナに入った後の生ビールはとてもおいしく、なんとも言えない幸せな気分になる。これも自分が健康だからこそおいしいのだと思う。だが、不健康で疲れているとサウナに入ってもあまり汗もでないし、生ビールもおいしくない。すると積極的意欲もなくなり、判断力と実行力もなくなり、営業するための行動力も狭くなる。やはり健康であってこそ仕事の意欲が出てくるような気がする。戦国の世、信長49歳、秀吉62歳、そして家康は75歳まで長生きしている。家康は普段から健康に気を使い養生することを忘れなかった。生涯食事は「麦飯」と「豆みそ」と「野菜」を好み、早寝早起きを心がけた。そして家康は62歳で天下を取り江戸に幕府を開いた。これも健康で長生きできたからこそ、自分の夢がかなったのだと思う。人は不健康だと「ネクラ」になり、消極的思考に陥りやすい。世の中不況だから、常に健康に気をつけて「ネアカ」の状態で積極的思考を持ってがんばることが大切なような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】