戦国新報
 
 
平成14年 後期
【 H14.12.29
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団結
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 今の世の中、いろいろな事を決めるにしても、数の勝利の法則で賛成多数で決まる部分が多い。それが将来的に良いか悪いかは別にしても…。
 戦国の世、豊臣方西軍、徳川方東軍の関ヶ原の戦い、西軍石田三成と東軍徳川家康の戦いである。圧倒的な数の力では西軍が有利だったにもかかわらず、東軍の大勝利に終わったのはなぜか?
 数で勝っていた西軍であったが、「団結力」で勝っていたのは東軍であった。西軍の統率者、石田三成には人望と信頼がなかったため、加藤清正、福島正則など秀吉の子飼いの武将達はことごとく徳川方へ味方した。戦は西軍がわずかばかり優勢のうちに始まったが、クライマックスは小早川秀秋の裏切りによって、東軍の勝利が決定的になった。西軍は「団結力」がなくバラバラになったことに負けた原因がある。数の勝利する戦もあるが、「団結力」が一番大切なような気がする。
 不況の世の中、この不況を乗り越えるためにもやはり社員の「団結力」に勝るものはない。「団結」してお互いがんばることが一番良い方向に進むような気がするが、なかなかむずかしい。
【文:高田 金道】