赤ん坊のように挑戦する
赤ん坊を見ていると、転んでは喜んで起き上がり歩こうとする。転んだからといって骨折することもなく、転んだ経験が喜びとなり自信となり、やがては歩くようになる。
戦国の世、失敗を経験したことのない部下は、失敗を恐れるあまり、戦いに挑戦する勇気がなくなる。何事も失敗を恐れず勇気を持って挑戦することは自分の成長につながる。自信も勇気もない者には誇りも粘りも生まれてこないと、官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、失敗は恥ずかしいことではない。人生も赤ん坊のように、何度も何度も起き上がり挑戦する勇気が必要だし、自信を持って前に進むことで、必ず良い結果が生まれてくるような気もするが、なかなかむずかしい。(令和六年四月二十八日)