謙虚な姿勢
一所懸命に努力して頑張っている人を「妬んだり」人の失敗を笑ったり、代案もないのに批判と理屈だけ並べている人…。ちょっと考えさせられる…。
戦国の世、理屈だけ並べて行動力のない部下は積極性がない。性格だろうか、それとも度胸がないのか。失敗を恐れるあまり行動力に欠ける。特に戦の時、敵を恐れるばかり消極的になり部下として信頼できないと、官兵衛は言った。また官兵衛は秀吉の軍師として信頼され手足となって動き回り、配下の武将達からも信頼されたし、信頼されてるからと言って決して「天狗」になることはなかった。天狗になれば必ず後で足元をすくわれる。常に自分は秀吉の「家来」だという謙虚な姿勢を自覚して秀吉の天下取りのために人生をかけた。
いつの世も上司に認められたいからと理屈を並べるだけでは良い方向に進まない。上司と良い関係を持つためには、理屈より知恵を出して努力して結果を出すことが最善の道だと思うがなかなかむずかしい。(令和二年八月三十日)