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実際に自分で行動しないとわからない情報が結構あるし、行動しない人は営業する人とは言えないと思うが・・・。
戦国の世、小領主に育った官兵衛は行動する武将であった。小領主だけに敵の情報をよく調べて知る事で、自分の国づくりや国を守るために役立てた。そして官兵衛が起こした行動の中で秀吉と出会った事が最大のチャンスであり、官兵衛の将来に大きく役立ち、ついには秀吉の片腕、軍師となり天下取りに貢献した。官兵衛の志を貫くための行動を起こした結果であった。
いつの世も、世の中さまざまな情報や知識があふれている。それを知るために行動を起こして「気づく」ことが多いと思うし、行動なくして情報なしと思うが、なかなかむずかしい。（平成二十九年八月二十日）
粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。
「にぎりめしとおかゆの理論」
「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。
