自信があるから緊張感を…
自信を持って仕事をしても、自信のあまりちょっとの気のゆるみによって、小さな問題を生じる場合もある。その小さな問題を自信があるからといってたいして気にもせず「ないがしろ」にしていると、とんでもない大きな問題になりかねないと思うが…。
戦国の世、官兵衛は勝ちすぎる戦いはどこかに油断が生じる。戦いは七分ぐらいの勝利で十分であると言った。なぜかというと、勝ちすぎる戦いは自信からおごりが出たり、うぬぼれから緊張感がなくなり、敵の見方も変わり敗北する場合がある。そのため常に緊張感を持たせるためにも、勝ちすぎる戦いは要注意だとも言った。
いつの世も、自信も大事だが、自信から生まれる油断はもっと「怖い」。常に緊張感を持ってかんばることが最も大事だと思うが、なかなかむずかしい(平成三十年三月十八日)