自信があっても謙虚に…
「自信」をもってやることは大切なことだ。だが「自信」を持ち過ぎで他人の話に耳を傾けようとしない人もいる。「自信」があっても他人の話に聞く耳を持つことで考えてもみなかったアイディアを得ることもあると思うが…。
戦国の世、今川義元二万五千の大軍で京を目指し信長領内に攻め込む。絶体絶命の信長。義元は絶対的な勝利を確信した。その「自信」が桶狭間での休憩する「油断」に変わってしまった。その隙を信長の一発逆転奇襲攻撃によって義元は倒された。誰もが予想しなかった桶狭間での勝利が信長の大きな「自信」になり天下取りへの夢が膨らんだ。
いつの世も、「自信」がつくと「おごり」が生まれる場合もあるが「自信」がついても常に謙虚に危機感を持って一生懸命に努力して頑張ることが大事だと思うがなかなかむずかしい。(令和四年五月二十九日)