秀吉の最大の武器とは
自分にとって戦国時代で一番尊敬する武将は秀吉である。なぜか…。信長、秀吉、家康、三人の武将はそれぞれの個性があった。特に信長、家康は生まれながらの殿様、それに対して秀吉は農民の生まれ、身分制度の厳しい時代に信長の草履取りから始まり、信長のやり方を大いに学びながら人と人とのつながりを大事に、与えられた仕事には素早い対応で知恵を出し、機転を利かせて努力して信長亡き後、戦国乱世を征して、あっと驚く天下人までに出世した。
では出世した秀吉の「最大の武器」とは何か?それは人をうまく味方に引き付ける才能「人たらし」と異名を持つほど「人の心」をつかむことはピカ一であった。
いつの世も、人と人とのつながりを大事に、人の心の痛みをわかる人になるよう努力してこそ、必ず良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年十一月一日)