油断大敵火がぼうぼう
先週も書きましたが、京を目指して尾張の信長領に攻め込んだ今川義元。圧倒的な有利に「自信」のあまり桶狭間で余裕の昼食休憩中…。その時、奇襲攻撃をかけた信長によって簡単に倒されてしまった。その信長も天下統一を目の前にして「油断」から部下の明智光秀によって倒された。
部下に厳しく疑い深く自信過剰の持ち主だった信長。過去の厳しい戦いをくぐり抜けてきた天才信長であっても「自信と油断」から本能寺での宿泊態勢を甘く見ていたところを狙われた結果であった。
いつの世も、努力して「自信」を持つことは大事なことだが、その「自信」は人によって様々な生き方をする。「油断」なく「おごり」なく油断大敵火がぼうぼうと言うことわざがあるが、常に緊張感を持って頑張ることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和四年六月五日)