性格の違い
自分の性格をよくわかって仕事に取り組む人。また性格をわかからないで仕事に取り組む人とでは、仕事に違いがあらわれるが…。
戦国の世、笑顔で頭が下がり他人を見下したりしないで、聞く耳を持ち自分の性格をよくわかって仕事をした秀吉は、聞く耳を持った人はよく他人の性格を見抜く事ができると部下達に言った。反対に聞く耳を持たない人はわりとプライドの高い人が多いという。
上司信長を本能寺で倒した武家出身の光秀。農民出身の秀吉との天王山の戦い「山崎の合戦」は双方の性格の戦いでもあった。プライドの高い光秀よりも、人の話をよく聞く頭の下がる謙虚な姿勢の秀吉の勝利で幕を閉じた。
いつの世も、人はだれでも長所もあれば短所もある。常に謙虚で他人の話によく聞く耳を持って前向きに努力することの方が、必ず良い結果が生まれると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年二月十八日)