必ずやり遂げる熱意
自分は一所懸命に努力してがんばっているのに…。とわめく人もいるが…。ただがんばっているだけではどうしようもない。最後は「結果」がすべてである。
戦国の世、部下が一所懸命にがんばっているから、つい評価してやろうと思うのは間違っている。やはり成果が上がらないことには評価もできないし、成果が上がらないのはその仕事に対する努力と熱意が足りないからだと官兵衛は言う。ようするに仕事は「結果」がすべてだということである。
いつの世も、がんばっているから必ずしも成果が上がるとはかぎらない。やはりその仕事に対する取り組みや工夫、必ずやりとげるんだという意気込みの熱意が必要だと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年七月八日)