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常日頃の「心がけ」

つまらぬ自信を鼻にかけ自慢して威張る人も世の中にはいるが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように、常日頃、謙虚に数多くの人から学ぼうとする「心がけ」が最も大事なことのような気がするが…。

 

戦国の世、たとえ自信があっても自分はまだ至らぬ点が多いと、今以上に他人の話に耳を傾け、聞く耳を持って学ぼうとする「心がけ」が最も大事だと官兵衛は部下達に言った。

 

また官兵衛は秀吉の参謀として知識や教養を多く身に付け、秀吉の天下取りに大いに貢献した。

 

いつの世も、学ぶということは学校だけではないと思う。学ぶ気さえあれば、より厳しい職場こそ知識や教養を身に付ける最高の場所ではないかと思うが、厳しさに耐えて学ぶことはなかなかむずかしい。(令和六年一月十四日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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