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常に緊張感を持って行動を…

苦しい状況に陥った時、不利な状況と判断して悩むか…。それとも有利な状況と喜ぶか…。相撲に例えると土俵際に追い詰められてピンチだが、「うっちゃり」の機会を狙う力士にとっては大きなチャンスでもあると思うが…。

戦国の世、信長、桶狭間の戦いで義元の大軍に押され不利な状況であった。信長が勝つための条件は敵の大将義元一人を倒すことにありと決断し、義元の動きの情報を調べることにあった。そして「義元ただいま桶狭間にて昼食中」との情報を受け、一点集中、義元をめがけて奇襲攻撃をかけて討ち取った。信長を甘く見ての有利な状況と判断したおごりから出た油断で義元は打ち取られた。

いつの世も、有利な状況でも「うぬぼれたり油断」は禁物。常に緊張感を持って行動する事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十一年三月三日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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