反省は自分を育てる
散歩してつまずいて転ぶこともたまにある。仕事も同じで気をつけているがミスをおかしてしまうこともある。もしそのミスが取り返しのつかない事なら大変であるが、そのミスを反省し、何かを学ぼうとする心がけが大事である。
戦国の世、失敗するとすぐに言い訳をする人もいるが、言い訳する心を捨てないと何度でも同じ失敗を繰り返す。上司は部下が失敗した時、叱りつけるだけでは「能」がない。時には部下の将来を見込んで笑顔で教えてやることも必要だと官兵衛は配下の武将達に言った。
いつの世も、失敗しても叱られているうちは見込みがあるが、叱られることがなくなると、見込みがないと当てにされなくなる。失敗を恐れることなく、なぜ失敗したのかを大いに反省し、そして勇気と熱意を持って励むことが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和六年五月五日)