反省する心構え
スポーツの世界で、勝って反省する人は少ない。負けて涙を流して反省する人は多い。また良い結果を残すためには、相手の素晴らしい部分は大いに学び大いに勉強することによって、必ず良い結果が生まれる。「人の振り見て我が振りなおせ」ということわざもあるが…。
戦国の世、小さい頃から人質生活を送り、苦労して育った家康。常に反省する心を忘れることなく、一歩引いて物事を考えた。
「敵に学び敗れて知る」という心構えで、勝って反省、負けても反省。常に謙虚に物事を考えた。
いつの世も、他人の素晴らしいところは大いに学び、自分の失敗は大いに反省し、うぬぼれることなく常に謙虚に、一所懸命に努力してがんばることが、必ず良い結果が生まれると思うがなかなかむずかしい。(平成三十年七月二十九日)