危機感
危機を乗り越えるために、綿密な計画や計算をしたつもりがうまくいかない時もある。また、自信と経験があっても必ずしも思い通りにいかない時もあるが…。
戦国の世、名門今川義元、実力もトップクラスの最強軍団の持ち主。天下を取るために京を目指しての途中、桶狭間で昼食中、不運にも信長の奇襲攻撃を受けて惨めな敗北となり、「信長の引き立て役」とレッテルを貼られる。ちょっとの油断とおごりから出た義元の大きな計算違いの結末であった。
今の世、コロナウイルスの問題が山積み。今日が良いから明日が良いとの保証はない危機的な状況の中で、常に危機感を持って油断することなく行動することが大事だと思うがなかなかむずかしい。(令和二年四月十九日)