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勢いこそ最高の味方

 組織に勢いがあるとヤル気があふれ、自分でも思ってもいなかった実力以上の力がわいてくるし、仕事の能率も上がるという人もいるが…。

 戦国の世、戦いは「勢いこそ最高の味方」だと官兵衛は配下の武将達に言った。また組織に勢いがないと、勝てる戦いもなかなかうまく進まない。そのために勢いをつけるために、部下にヤル気を起こさせてさらに勢いを生み出すことが大事だとも言った。「火事場の馬鹿力」ということわざがあるように、人間窮地に追い込まれるととんでもない勢いがつくとも官兵衛は言った。

 いつの世も、ヤル気を持って努力することで勢いがつき、実力以上の結果を出すことができるし、自分も成長すると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年八月二十六日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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