勝負に思いやりは必要ない
スポーツの世界で、実力が拮抗している者同士の勝負は、たった一度の小さなミスが命取りになる…。ミスはなぜ生じるか、冷静さにかけることが大きな原因で、自分の精神的な心の弱さから生じるという人もいるが…。
戦国の世、実力の差がある戦いの勝負は最初から結論が決まっている。だが、拮抗している戦いは、勝つために相手のミスを期待する。そして味方はミスのないようにしっかりと態勢を整えて、命がけの覚悟を持って戦うべきだと、官兵衛は配下の武将達に言った。
いつの世も、戦いには相手に思いやりを見せては勝負には勝てない。勝ちたければ相手より倍以上、努力することが大事だと思うが、なかなかむずかしい(平成三十年十一月十八日)