努力と自信が強い精神を…
勝負の世界では対戦相手に精神的に優位に立つことが大事だ。そして自身のないような態度で対戦に臨めば、相手に迫力負けして、それだけで勝負は決まってしまうこともある…。
戦国の世、敵に対して自信を持って対戦に臨まなければ、敵に簡単に討ち破られる。また逆に、自信を持ちすぎるとかえって「うぬぼれ」が心の中に生まれ、敵に隙を突かれて痛い目にあうから、何事も注意してかからなければならないと官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、苦しい状況に立たされた時こそ笑顔が大事だ。その笑顔で目的をしっかりと定めて、勇気を持って努力すれば必ず自信がわいてくると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年六月三日)