利己主義では
会社にとって上司にとって良い部下とは「性格が良くて仕事もできる」部下だが、方向を間違うと良い部下とは言えなくなる場合もある。
戦国の世、戦で勝手気ままに行動して、結果が良ければ上司も文句が出ないだろうと平気で仲間との和を乱す部下は始末が悪い。こういう部下は自分のことだけを考える利己主義で、組織の中では嫌われるし、組織の団結力を大いに乱し戦の勝敗にも大きく影響すると、官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、仕事する上で大事なことは団結力だと思う。上司も部下も利己主義を捨ててお互い協力し合えば、やがては会社の発展にも繋がると思うが、なかなかむずかしい。(令和五年九月二十四日)