他人から学ぶ
ヤル気満々で朝出勤。ところが段取りのよくない人はヤル気があってもムダな動きをしているせいか忙しすぎて気持ちに余裕がなく、とんでもないところで「ボロ」が出る。常日頃、他人の仕事ぶりをよく注意して見ていないのか、あるいは経験不足なのか、上司としては判断に迷うが…。
戦国の世、段取りのよい武将は、他人の仕事ぶりをよく見て学んでいる。戦の時、段取りのよい武将は、他人の仕事ぶりをよく見て学んでいる。戦の時、段取りのよい武将とよくない武将とでは、敵の見方が全く違う。段取りのよい武将は余裕があって敵の動きもよく見えているから攻め方も全く違うと官兵衛は配下の武将達に言った。
いつの世も、他人の良いところを学ぼうとしないで、逆に足を引っ張ろうとすると自分のためには良くないし、遅れを取る。やはり良いところは大いに評価して積極的に学ぶことが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十一年四月二十八)