人財を活かす
仕事を頼むとキチンとやるが、自分から進んでやろうとはしない消極的な人もいるが、できれば積極的に進んでやってもらいたいと上司は求める。だが、積極的な人でも、よく相談もしないでやりすぎて裏目に出ることもある。よく言う「勇み足」である。要するに自信があり過ぎて失敗することもあるという…。
戦国の世、消極的な人だという理由で、役に立たないと決めつけるのも問題があると官兵衛は配下の武将達に言った。消極的な部下を逆手にとって戦場でうまく使いこなすことも上司の采配だとも言った。
いつの世も、上司の話をよく聞き、方針が決まったら「勇み足」にならないように積極的に自信を持って、努力してがんばることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年十月十七日)