上司の求める部下とは…
何かと意見を言う部下がいいのか…。おせじを言う部下がいいのか…。だが、嘘をつく部下は「最悪」だ。また上司の顔色を見てるばかりで「ゴマスリ」でもいけない。やはり意見を言ったり、相談をしたりする部下の方が、上司とのコミニュケーションがうまくいくと思うが…。
戦国の世、覚悟を決めてキッチリと自分の意見を言うし、また相談のできる参謀を秀吉は求めた。その秀吉の求めた右腕と左腕の名参謀が、竹中半兵衛と黒田官兵衛の二兵衛であった。秀吉のために命をあずけ死に物狂いで働いた二人の軍師の知恵は、やがて秀吉を天下人にのし上げた。
いつの世も、普通は上司の意見をそのまま従う方が多いが、良い意見があったらどしどし言える部下は、上司との信頼関係が深まり、何事もうまく進むと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年十月二十二日)