一日の仕事の意欲は「おはよう」から。
あたりまえのことだが、あいさつ、礼儀、規律、機敏さは、しっかりとやらないとダメだが、教えられて覚えるのか、上司の姿勢から学ぶのか。また、あいさつなどは、その人の性格によってかなりの違いがあると思うが…。
戦国の世、一日の仕事はあいさつから始まり、終わりもあいさつで終わる。では先にあいさつした方がいいのか、それとも相手があいさつしたから後からやるのか。官兵衛は、相手を見たら真っ先にあいさつするものだ。すると先手有利で、相手に良い印象を与えることができる。まさに先手必勝だと部下達に言った。
特に戦国時代は、上司と部下の関係、親子の関係、本家と分家の関係等、社会的規律が厳しかった時代だけに、あいさつには非常に厳しかった。
いつの世も、朝「おはよう」と元気よく声をかけあうことで職場も明るくなり、勤労意欲も出てくるしヤル気も出て仕事もはかどると思うが、なかなかむずかしい。
今年一年のご愛顧、誠にありがとうございました。来る年もよろしくお願い致します。(平成二十八年十二月二十五日)