マムシの行商テクニック
城下町でせっせと油を売りに歩いた男の行商テクニック。
戦国の世、「ぬけめなさ」でありとあらゆる方法で油を売って歩き「マムシ」と呼ばれ恐れられた、後の美濃の国の領主、斉藤道三。今で言うトップセールスマンであった道三には国取りの天分の才能があった。また、油商人から身を起こし、行商で歩き回った経験を生かした国づくりは各大名達の見本ともなった。そして信長に自分の娘を嫁がせ天下取りの野望を託した。
いつの世も、道三のような自分の目的を達成するための「ぬけめなさ」は、今のビジネスにも少なからず必要なことだと思うし、様々な経験や情報は必ず自分の成長につながると思うが、なかなかむずかしい。(令和六年五月十二日)