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さしたる努力もしないで弱音を吐くな

 毎日仕事に取り組んで励むが、自分の思い通りにいかない時もある。自分の努力の仕方に問題があるのか…悩む時もある。しかし、努力して良い結果が生まれた時は、今までの苦労も忘れて、がんばったなあ…と喜びもわき自信もつく。

 戦国の世、「さしたる努力もしないで与えられた仕事に弱音を吐くな…」と官兵衛は部下達に言った。また、「努力もしない人には不思議と次から次へと難題が降りかかってくるものだ…やなり常日頃の努力の積み重ねがあってこそ、必ず良い結果が生まれる」とも言った。

 いつの世も、毎日今日も一日がんばってやるぞ…と勇気と自信と努力してこそ、必ず良い成果が上がると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年十月十四日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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