「なんとなく」時間稼ぎでは…
一日「なんとなく」仕事をしているようでは真剣味が足りない。一生懸命にやっているように見えても、仕事はうまく「はかどらない」と思う。その人の性格にもよるが…。目の前にチャンスが巡ってきて周りの人たちが助言してやっても反応が鈍いと、せっかくのチャンスも逃してしまうかもしれない…。
戦国の世、「なんとなく」仕事をする武将は優柔不断な性格だ。「食うか食われるか」の戦国の世の中、気持ちを強く持って何事も真剣に考慮しながらヤル気を持って行動しなければ、敵に先に攻撃されてしまうと、官兵衛は配下の武将達に言った。またヤル気のある「こうべ」の利く奴はチャンスをつかむのも上手だとも言った。
いつの世も、「なんとなく」仕事をする人は意外と不平不満を口にするし、消極的に物事を考えすぎて仕事に対して迷う。常に前向きに意思を強く持って努力してこそ必ず良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(令和元年十二月一日)